ごみ焼却施設・クリーンセンターの設備修繕|ダクト・ダンパー・排ガス冷却装置の製作と部品1点からの対応

株式会社日本鋼産

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ごみ焼却施設・クリーンセンターの設備修繕|ダクト・ダンパー・排ガス冷却装置の製作と部品1点からの対応

排ガス冷却装置のオーダーメイド製作

ごみ焼却施設やクリーンセンターは、止められない設備です。ごみは毎日入ってきます。それでいて、炉のまわりの鋼構造物は高温・腐食性ガス・灰による摩耗に常時さらされ、確実に傷んでいきます。そのためごみ焼却施設の修繕は、設備を止められる限られた期間に合わせて進めることになります。

株式会社日本鋼産は、宮城県石巻市の自社工場で、焼却設備まわりの製缶品を製作し、既設設備の修繕もお受けしています。このページでは、どの部分が傷むのか、当社がお受けしてきた工事、そして停止期間に合わせた進め方をご紹介します。

停止期間が決まっている工事こそ、早めにご相談ください
傷んでいる箇所の写真と、設備を止められる時期をお知らせいただければ、部材を先に製作して停止期間中は取り付けだけ、という進め方ができます。

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ごみ焼却施設で傷む鋼構造物

排気ライン|もっとも消耗が早い

炉から出た排ガスは、冷却・除じん・脱硫などの工程を通って煙突へ抜けます。この経路にある設備が、施設の中でいちばん消耗します。

  • ダクト・煙道:曲がりの外側から摩耗し、やがて穴が開く
  • ダンパー:弁体の摩耗、軸の固着、気密不良
  • サイクロン:入口側の内面が灰で削られる
  • 排ガス冷却装置:高温と水分で、内面と外殻の両方が傷む
  • 排気筒:外面の腐食と、支持部のゆるみ

どれも鋼板を切って曲げて溶接した構造物です。機械部品のように型番で取り寄せることができず、既設に合わせて作るしかありません。

ごみを動かす部分

受入ホッパ、投入シュート、ごみを炉へ押し込むプッシャーまわり。ここは金属片やガラスを含むごみが毎日こすれる場所で、内面の板が減ります。摩耗した板を当て板で補強するか、その部分だけ新しく作って入れ替えるかの判断になります。

灰と水のまわり

灰出しや冷却水に触れる部分は、腐食が主な傷み方です。摩耗と違い、外から見て分かりにくいまま内側から薄くなります。点検口のふた、架台の脚元、配管の支持部といった「水が切れずに残る場所」から進みます。

当社がお受けしてきた工事

宮城県内のごみ焼却施設・クリーンセンターでお受けしてきた工事です(施設名は伏せています)。

工事の種類内容
クリーンセンター 修繕工事施設設備の修繕(複数回)
噴霧ノズル修理排ガス処理の噴霧ノズルの修理
撹拌プッシャー用 切り板の製作ごみを撹拌・押し込む装置の部品として、鋼板を切り出して製作

部品1点の製作から、設備の修繕までお受けしています。「この板だけ作ってほしい」「図面はないが現物はある」というご依頼にも対応します。

図面がなくても、現物の写真と止められる時期が分かれば段取りをご提案します。
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焼却設備向けに製作してきた製缶品

修繕だけでなく、焼却設備・排気設備向けの製缶品そのものも製作しています。いずれも設備仕様に合わせた一品製作です。

自社工場で製作した排気筒2基。脚部に補強リブを入れて自立させた状態です
排気筒の製作(自社工場)
製作品役割製作事例
排ガス冷却装置高温の排ガスを冷やす排ガス冷却装置の製作事例
サイクロン排ガス中の粒子を分離するサイクロンの製作事例
ダンパー排気の流量を絞る・止めるダンパー製作事例/排気ダンパーとは
バイパス装置・バイパスダクト点検時に流路を切り替えるバイパス装置の製作事例
排気筒排ガスを外部へ排出する排気筒の製作事例
機器架台設備を支える設備架台とは

排気ラインの製缶品全般についてはプラント設備で使われる製缶品とはでも解説しています。

なぜ早く傷むのか

要因起きること現れ方
高温鋼材が熱で伸び縮みし、溶接部に負担がかかる変形、溶接部の割れ、塗装の劣化
腐食性ガスと水分内面から腐食が進む外から見えないまま薄くなり、ある日穴が開く
灰・ダストの摩耗当たる面が削れる曲がりの外側、入口側が先に薄くなる
連続運転止めて点検する機会が限られる不具合が見つかるのが遅れる

この3つ(熱・腐食・摩耗)が同時にかかるのが、焼却設備の鋼構造物の難しいところです。どれか1つなら対策も立てやすいのですが、重なると「どこから手を付けるか」の判断が要ります。

停止期間から逆算する

焼却施設の工事は、定期整備(定修)の期間にしかできません。この期間は決まっていて、延ばすことができません。自治体側も施設ごとに長寿命化の計画を立てて整備の時期を決めており、環境省が広域化・長寿命化のページで作成の手引きを公開しています。

ごみ焼却施設の修繕で有効なのが、部材を先に作っておいて、停止期間中は取り付けだけにする進め方です。そのためには、停止前に現地を見て、寸法を実測し、製作を終えておく必要があります。自社工場で製作しているため、工程を手元で調整できます。

既設の構造物を補修するか作り替えるかの考え方は、工場の歩廊・架台・手すりは、いつ直す・作り替える?でも解説しています。

ご依頼の流れ

  1. お問い合わせ:傷んでいる箇所の写真、設備名、止められる時期をお知らせください
  2. 現地確認:腐食・摩耗の範囲、周囲の取り合い、搬入経路を確認します
  3. ご提案・お見積り:補修か製作交換か、材質をどうするかをあわせてご提案します
  4. 製作:自社工場で製作します。停止期間前に完成させます
  5. 取り付け:停止期間中に現地で据付・溶接を行います

よくある質問

Q. 図面がありませんが、同じものを作れますか?
A. 作れます。現物を実測して製作します。図面が残っていない設備の部品製作は多くお受けしています。

Q. 板1枚だけの製作でも頼めますか?
A. お受けしています。撹拌プッシャー用の切り板のように、部品単位でのご依頼にも対応します。

Q. 元請けの指定工事でも対応できますか?
A. 対応できます。プラントメーカーや元請け会社からのご依頼も承っています。

Q. 停止期間が短いのですが間に合いますか?
A. 事前に現地を確認し、部材を先に製作しておけば、停止期間中は取り付けだけで済みます。早めにご相談ください。

ごみ焼却施設・クリーンセンターの設備修繕は宮城県石巻市の日本鋼産へ

当社は、宮城県石巻市を拠点に、工場・プラント設備の製缶品を製作している製缶・溶接加工会社です。焼却設備まわりのダクト・ダンパー・サイクロン・排ガス冷却装置・排気筒・架台まで、現地の実測から製作、据付、塗装まで一貫して対応します。

金属加工といっても加工の種類は多く、業種ごとに別の会社があることが少なくありません。当社は比較的大きな工場に設備と職人がそろっており、複数の業種にまたがる工事をトータルにサポートできるのが強みです(選ばれる理由)。

まとめ

ごみ焼却施設の修繕が難しいのは、鋼構造物に高温・腐食・摩耗が同時にかかるからです。消耗が早く進みます。とくに排気ラインのダクト・ダンパー・サイクロン・排ガス冷却装置は、既設に合わせた一品製作でしか直せません。

工事ができるのは定期整備の期間だけです。部材を先に製作しておけば、停止期間中は取り付けだけで済みます。傷んでいる箇所の写真と、止められる時期が分かれば、段取りからご相談いただけます。

停止期間が決まっている工事こそ、早めにご相談ください
傷んでいる箇所の写真と、設備を止められる時期をお知らせいただければ、部材を先に製作して停止期間中は取り付けだけ、という進め方ができます。

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