設備用架台の製作事例|プラント・工場設備向けのオーダーメイド製缶加工

株式会社日本鋼産

施工事例

設備用架台の製作事例|プラント・工場設備向けのオーダーメイド製缶加工

設備用架台の製作事例|プラント・工場設備向けのオーダーメイド製缶加工

プラントや工場設備では、機器や装置を安全に設置するための支持構造として「架台」が使用されています。

設備用架台は、設置する機器の重量や設置環境に合わせて個別に設計・製作されることが多く、既製品では対応できないケースも少なくありません。

当社では、宮城県石巻市を拠点に、プラントや工場設備に使用される製缶品の製作に対応しています。

今回は、設備用架台の製作事例をご紹介します。

設備用架台とは

プラント・工場設備における役割

設備用架台とは、工場やプラントにおいて、機器や装置を所定の高さ・位置に設置するための支持構造物です。

例えば、

  • 排気設備や空調設備などの機器を設置するための架台
  • 制御盤や分電盤などの電気機器を支持するための架台
  • 配管やダクトを支持・固定するためのサポート架台

など、設備の種類や設置条件に応じて、さまざまな形状・サイズの架台が使用されています。

架台は設備全体の安全性と安定性を支える基礎的な構造物であり、設置する機器の重量や振動、設置環境の条件に耐えられる強度が求められます。

使用される設備・用途

設備用架台は、幅広い設備・施設で使用されています。

例えば、

  • プラント設備における機器・装置の設置
  • 工場内の生産設備や検査装置の設置
  • 排気設備・空調設備の機器設置
  • 配管ラインの支持・固定

など、設備の用途や設置場所に応じて、架台に求められる構造や仕様が異なります。そのため、設備ごとの条件に合わせたオーダーメイドでの設計と製作が必要になります。

設備用架台の製作概要

設備用架台の製作事例(製缶加工)
※プラント・工場設備で使用される設備用架台を、設備仕様に合わせてオーダーメイドで製作しています

今回製作した架台は、プラント設備において機器を設置するために使用される支持構造物です。

設置する機器の重量や設置条件に合わせて設計し、現場での据付を考慮して製作しています。

製作した架台の仕様

  • 材質:SS材
  • 用途:プラント設備の機器設置用
  • 製作内容:架台本体(フレーム・柱・ブレース・ベースプレート)の製缶加工

設置する機器を安全に支持できるよう、構造強度と据付精度を考慮して製作しています。

構造の特徴(フレーム・ブレース・ベースプレート)

今回の設備用架台は、四本の柱と上部の四角いフレーム、柱間に配置されたブレース(筋交い)、そして脚部のベースプレートから構成されています。

また、

  • 機器の荷重を均等に分散させるための上部フレーム構造
  • 横方向の荷重や振動に対抗するためのブレース補強
  • 現場のアンカーボルトで固定するためのベースプレート

など、設備機器を安全かつ安定して設置するための構造としています。

設備用架台製作のポイント

設備用架台のブレース補強構造とベースプレートの製缶加工
※柱間に配置されたブレース(筋交い)やベースプレートなど、構造強度と据付精度を考慮した製缶加工を行っています

設備用架台の製作では、設置する機器の重量や使用環境に応じて、複数の要素を考慮した製缶加工が必要になります。

ブレース補強による構造強度の確保

設備用架台は、設置する機器の静荷重だけでなく、設備稼働時の振動や地震時の水平荷重にも耐えられる構造が求められます。

今回の架台では、柱間にブレース(筋交い)を配置することで、横方向の力に対する剛性を高めています。ブレースの取り付け角度や接合部の溶接方法は、架台全体の強度バランスに大きく影響するため、設計図面に基づいて正確な位置・角度で取り付けを行っています。

溶接品質と歪み管理

架台の製作では、柱とフレーム、柱とブレース、柱とベースプレートなど、複数の接合箇所を溶接で組み立てます。

溶接箇所が多い構造物では、溶接時の入熱によって歪みが発生しやすくなります。歪みが生じると、完成した架台の水平精度や寸法精度に影響が出るため、溶接順序の管理や仮組み時の歪み対策が重要です。当社では、溶接手順をあらかじめ計画し、歪みの発生を最小限に抑えながら製作を進めています。

水平精度・寸法精度の管理

設備用架台は、設置する機器の正常な稼働を支える構造物です。架台の上面が水平でなかったり、寸法にずれがあったりすると、機器の据付に支障をきたします。

特に今回のような四角いフレーム構造の架台では、上部フレームの対角寸法や水平度が重要になります。製作の各段階で寸法確認を行い、最終的な据付精度を確保しています。

設備機器との取り合い(据付精度)

設備用架台は、設置する機器のボルト穴位置や取り付け方法に合わせて製作する必要があります。

架台側のボルト穴位置がわずかにずれるだけでも、現場での据付作業に支障が出るため、図面寸法に基づいた精度管理を徹底しています。また、ベースプレートのアンカーボルト穴についても、現場の基礎条件に合わせた位置・寸法で加工を行い、スムーズな据付を実現しています。

設備用製缶品の製作について

当社では、宮城県石巻市を拠点に、プラントや工場設備に使用される製缶品の製作に対応しています。

例えば、

  • 設備用架台
  • サイクロン
  • ダンパー
  • バイパス装置
  • 排気筒
  • 排ガス冷却装置

など、設備仕様に合わせたオーダーメイドでの製作が可能です。

当社が製作した設備用製缶品全般については、以下のまとめページで複数の事例をご紹介しています。

「設備用製缶品の製作事例一覧を見る」
https://www.jp-k.co.jp/works-cyclone/

図面に基づく製作はもちろん、仕様検討段階からのご相談にも対応しています。

設備用架台をはじめとした設備用製缶品の製作や製缶加工をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。当社の技術チームが、現地調査を実施し、お客様のニーズに最適な架台の製作についてご提案させていただきます。